フランス旅日記 4日目  


    



   今日からはパリ市内の観光です♪
芸術の都ですね

  

通勤ラッシュのパリ市内を1時間走り、西の郊外にやってきました。

   

最初の目的地は 
ベルサイユ宮殿 です


  


左が宮殿の全景です。赤枠が宮殿で、その後背に数kmに及ぶ庭園が広がります。でけぇ・・・
右は建設当時1650年頃の模様だそうです

もともと狩場の森が広がっていましたが、ルイ14世が宮殿を建設しました。
ベルサイユとは「耕作のために焼いた野」との意味らしいですよ。



   

宮殿の正面にあるのが太陽の門です。
まさに太陽王:ルイ14世の宮殿ですね。太陽らしくこの門を中心に道路が放射状に延びます。

   

ベルサイユはバロック建設の代表作だそうです
ゴシックとバロック・・良く分かりませんが・・(; -人-)

  

入場まで時間があるので、裏の庭園を見に行きます。
いやぁ、ホントに広いです・・
 (。´人`)。+

この庭園は、空から見るとあのネズミに見えることで有名です(笑)

   

ちょっと散策してたら、あっという間に入場時間に
正面まで猛ダッシュで戻ります 
−=≡ ヘ(* - -)ノ.

  

簡単な手荷物検査を受けて、中に入りました
・・・何もかもがスケールが大きいです・・
これぞまさしく宮殿

   

広い天井からは、天界の様子が伺えます。
正面の絵画はイエスとユダが描かれてます  
磔となるイエスの運命にユダが異を唱えてるとかなんとか・・

    

広大な宮殿内は、常にどこかしら修復作業を行ってます。

  

ルイ14世の彫像や肖像画が、数多く飾られています。
威風堂々としてますね。
(ズラですが・・)

一方、最後の王様:ルイ16世(↓)なんかの銅像は皆無で、ちょっと不憫です(笑)
彼には惨めなエピソードも多いですし・・・

  

ここは鏡の間といって儀式や賓客の謁見に使われたそうです。
窓から庭園が綺麗に見えます


第一次大戦講和のベルサイユ条約が締結された机も残ってます



これはナポレオンの時代に持ち込まれた絵画です。
ナポレオンの戴冠シーンを表現してます。

因みに、右のおッちゃんが、HISベルサイユ案内の人です。ヒゲです。


   

しかし、どの部屋も貴族の力を遺憾なく発揮してます。
美味しいもの食べては、吐き出してまた食べた、という貴族ライフも頷けます。

でもトイレは野外方式です。あまりにベルサイユ宮殿周りのフン害が酷すぎて、ここからマナーという言葉が生まれたそうで・・


そして、ベルサイユ宮殿で最も人気が高い場所に到着しました


   

マリーアントワネットの寝室です


豪華絢爛+可愛い系の寝室です。金糸がふんだんに使われています。

こんな部屋で落ち着けるとは、サスガです・・・

ベッドの左の扉は、ルイ16世お忍び用の隠し扉だったそうです。
残念ながら、民衆の手から逃げ切ることは出来ませんでした・・

    

「パンが無ければお米を食べればいいじゃない」

  

宮殿内の売店には任天堂ベルサイユゲームや、べるばらが売ってました

折角なのでマカロンを有名店ラデュレで購入しました♪

  

では、パリに戻ります。
ジャンヌダルクは、やっぱり人気ですね。 太陽の光を受けて輝いてます
 ('-'*)

    

途中で 凱旋門 を通りました
1806年にナポレオンの命で建設されました。

マルコが気を利かせて、周りをクルクル回ってくれました。 メルシー♪

  

放射状に延びる12本の道のうち、正面の通りがご存知シャンゼリゼです。ビトンの本店などが軒を連ねます。
フェラーリなどに混じって、こっそりプジョー205なんかが停まってるのがいかにもパリ。


どうでもいいですが、今日のお昼は何故か中華料理でした。
ほとんどちゃんとしたフランス料理が出てこないのは、流石のHISステータスですね(涙)


     

コンコルド広場 にやってきました。
バスティーユ襲撃から始まった、フランス革命(1789年)の象徴的場所です。

ルイ16世やマリーアントワネットも ここで露と消えました。
塔の位置に断頭台があったのでしょうか?

 

広場から、セーヌ川を挟んだ対岸に国民議会議事堂があります。

頂にトリコロールがたなびいています。



この三色旗が示すのは、自由・平等・博愛・・ というのは俗説で、
フランス王家(白)とパリ市紋章(青・赤)が混じり、王家と市民の和解を意味してるそうです。

   

そして今ツアー最後の目的地 ルーブル美術館 にやって来ました。

ルーブル美術館は3つのエリア(翼)で構成されており、普通に見ると最低3日掛かるそうです。
今回、我々に与えられた時間は
2時間! しかも占有ではありません。(HISプランによっては占有もあり)

そうなってくるとガイドさんの力量に掛かってくるのですが、今回我々の小隊(6名)を率いるのは高橋さん。
『モナリザは飽きたので、今回はエジプト展に行きましょう』とか言い出してあせりましたが、
まぁ、とぼけてるのは
風貌だけで、素晴らしいガイドさんでした♪

     

因みに本当にエジプトのエリアに行ったら、こんなんですよ・・ レベル高ぇ・・ (; -人-)

こちらはルーブルhpのバーチャル散策で堪能しましょうかねぇ(笑) 

最初は彫刻のエリアからです

    

ダリュの階段踊り場で、サモトラケのニケがお出迎えです
この像の翼からナイキ(NIKE:ニケ)のマークが生まれたそうです。

ギリシャ時代の彫像で紀元前4世紀くらいの作品みたいです。勝利の女神ニケ。

  

そしてミロのビーナス像

ギリシャ神話の美の女神 アフロディーテがモデルです。

黄金率5:8で作られています。 ヘソから上が5、だそうです。

1820年にミロ(ミロス島)で発見されました。


  

    


所狭しと様々な彫像が並べられています。
しかも、館内は結構自由です
特に警備員も見当たらず、撮影制限なんかもありません。 日本では考えられませんねぇ

    

ミケランジェロの作品
《奴隷》

ミケランジェロの名言が残ってます

『彫像は既に石の中にあった。
自分はただそれを掘り出したにすぎない。』

凄いですねぇ〜
 (*つ 'w`)つ イヨッ テンサイ!

  

続いて、絵画のエリアにやって来ました。

   

簡単に迷子になるくらい広いですが、高橋さんの持つ鶴の指揮棒
(ルーブルのパンフレットを丸めたモノ)に従い、効率よく進みます。

さすがに大勢の人がいますねぇ。でも皆さんマナーは良くて、結構スペースを空けてくれます。

  

ドラクロワの『民衆を導く自由の女神』(左)

  

うちの相方が好きな『アモルとプシュケ』(左)

ベルサイユにもあった、『ナポレオンの戴冠』(右)
えらい教皇(座ってる人)の目の前で、自分が戴冠する訳にもいかず、替わりに嫁さんに戴冠させてます。

     

  安定のジャンヌダルクと胴長の女(アングル)・・ 
美術に全くオンチですが、どこかで見たことある絵画ばっかりですね・・

  

当然、天井も手抜きなしです (*´_っ`)

そして、ついに最も有名な部屋に来ました。

『モナリザの間』

凄い人だかりです (゚〇゚;)

     

5分後、最前列に到着。ちゃんと記念撮影も出来ました♪

自由なルーブルですが、流石にモナリザだけは厳重に管理されてます。
ルパンでも持ち出すのは難しそうです。

 

モナリザの間は、温度湿度などが完璧にコントロールされています。
日テレも資金提供(7億円)したそうで、プレートに功績が記載されていました。
 ( ´_ゝ`) フーン・・ヨカッタネ

 

   

残念ながら2時間ではこんなところです。

最後にお土産買おうとしましたが、フランス人店員の仕事の遅さは特筆モノで
レジに15分並びましたが・・・時間切れで諦めました(笑)
  5人しか並んでなかったのに・・


フランス人の数字の数え方は1.2.3..沢山・・です。ホント数字に弱いです。
なぜなら、数え方が特殊な為です。 例えば、99=4×20+10+9 (quatre-vingt-dix-neuf)ですよ・・

さて、美術館を出ました。

もう夕方近いですが、パリの長い一日は まだまだ続きます♪


      

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