フランス旅日記 3日目  



   今日は悲劇のヒロイン ジャンヌダクルと日本にも馴染み深い、印象派の生みの親 クロード・モネの縁の地を訪ねます

  

朝8時にモンサンミッシェルを後にします。

今回のツアーでバスを運転するのはマルコです。
人はいいですが、イタリアの血が入っていると思われ、運転は超荒っぽいです(笑)
バスをフェラーリと勘違いしてます

  

本日最初の目的地は、オンフルールの町です。
昔ながらの綺麗な町並みと港が残っています。

    

木組みの古い家がお洒落です

  

ここはクラシック作曲家 エリック サティの生家です
1866年に生まれたそうです  素晴らしい音楽ですね
  ('-'*)

♪ ジムノペディ   

♪ あなたが欲しい 


    

アチコチにすごいバイクがあります
路駐の多さは もはやフランスのアイデンティティですね。 インプレッサが似合ってます

  

絵葉書のような港の風景です(+`∀´)ノ゙

直ぐ脇でミサやってますが・・

    

  

町の至る所に猫とネコグッズがあります
フランス人はネコ好きだそうです

  

小さなお店が沢山ならんでます。
日本で高いガーデニング用品もとっても安い! でもかさばるから買えません・・ 
(ノ_・、)

  

天気が良くて気温も暖かいです(*´∀`*)
近くでは学生さんが写生してました



因みにモンサンミッシェルでも見られたこの旗は、バス・ノルマンディ県のものです。(フランスには22の県があります)

近くにはモネの唯一人の師匠 ブーダンの美術館もありました
2秒でスルーしましたが・・・

  

近くのレストランで食事です。
ムール貝が美味しい♪殻で身をつまんで食べます
 (^¬^)
店の主人のシャツが何気にいいですね

   

ノルマンディ橋を見ながらオンフルールを後にします
ん、プジョーが捕まってますね
フランスの警察は3人一組で行動するらしいです

    

続いての目的地は ルーアン大聖堂 です

  

聖母マリアに捧げられたノートルダム聖堂のひとつだそうです
11世紀に建設が始まり、19世紀に完成しました・・ 工期800年(笑)
スペインのサクラダファミリアなんてまだまだですね・・ 
フランスで最も高い151メートルの塔を持ちます

  

ここも凄く立派な大聖堂ですね
平日なのでさすがに閑散としてます

    

5賢者(笑)

  

 

  奥にジャンヌダルクの間がありました

剣の上に、一輪のピンクの薔薇が静かに供えられています
花言葉は輝かしく気品のある、美しい少女、だそうです





ジャンヌダルクは英仏百年戦争の際に神の啓示を受け聖女となりました。
神の名の下、シャルル7世をランスで戴冠させ、フランスの勝利に寄与したとされます。

しかし当のシャルル7世は次第に彼女の活躍を疎むようになり、戦況も悪化していきます。
遂に1431年 コンピエーニュの戦いで英国の捕虜となり、宗教裁判で異端者と断罪され、この地 ルーアンで火刑になりました。

その後、ナポレオンにより救国主として紹介され、国民的英雄となりました。
1909年にローマ教皇により列福され、1920年に聖人となりました。


現在でも多くの謎が残っています


それでは、ジャンヌダルク運命の広場に向かいましょう。ここから歩いて10分です。
現在では教会が建てられています。

  

  

古い門や、昔火事があった教会や下着ショップを見ながら進みます

  

ここがジャンヌダルクが火刑に処せられた市場広場です。
今も変らず市が開かれてました

    

こちらがジャンヌダルク教会です
代々木体育館・・・イエ、なんでもありません・・・

  


一生分のジャンヌダルクの勉強ができました。
フランスの王様にはあんまりロクなのがいないねぇ・・って結論でOKです。


それでは、セーヌ川の上流に向かいます

   

フランスも紅葉が綺麗ですが温暖な地中海性気候では色があまり付かない様です。
やはり日本の秋が美しいですね。

  

本日最後の目的地ジヴェルニー モネのアトリエ に到着しました

10月末ということで、休園間近です。


モネは人生の大部分を借金取りから逃げながら、セーヌ川沿いを転々とします。
爺さんになった頃、ようやく評価され、絵を売ったお金で日本庭園を作りました。

(ツアーガイドの米さんが色々と教えてくれました)


家の中にも入ってみましたが、浮世絵の山でした 


部屋はそれぞれ、様々な原色系の色で塗られてて、芸術家以外は住めそうにありませんでした・・
楳図 かずお的感性なのかなぁ・・・

  

竹薮を抜けると、有名な睡蓮の池が現れました

  

蕾がいくつか残っていました。もう少し季節が早ければ綺麗な睡蓮の花が見れたはずです (^ー^)

     

印象派絵画とは、見て感じた瞬間のインスピレーションそのものをを描くことだとか・・・



そう、インスピレーションですσ(^◇^;)

そういえば先ほど訪れたルーアン大聖堂も、モネの代表作のひとつとなっています

   

お土産に睡蓮グマ(右の青カビっぽいやつ)をゲットしてアトリエを後にします

 

長閑なジヴェルニーからさらにセーヌ川を登り、ようやくパリに戻ってきました
あっという間の3日間でした

レディダイアナが不運に見舞われたトンネルを抜けると、正面に凱旋門が現れました

  

パリの夜景ををバスから望みます
明日から2日間、パリをゆっくり(?)堪能します♪

  

晩御飯ではフランスといえば、のエスカルゴ  味は・・・(笑)

  

今夜からホテルはオペラ座(左)近くの、コンコルド パリ オペラ(右)になります
ちょっと頑張りました (*っ`・ω・)っ゙オオー

  

 

ここのロビーは文化財に指定されているそうで、さすがのクオリティです。
ただ、施設そのものは古く、気を抜くとシャワーで火傷します(笑)


さて、明日はやっぱり宮殿と美術館です。これは外せませんね♪

〜 フランスの車窓から 〜


      

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