白虎隊を訪ねて会津の地へ

以前、江戸村で見たアンガールズ白虎隊の強烈な自刃のシーンが頭から離れません

  

では、連休を利用して白虎隊の本拠地 会津若松に行ってみましょう!

時は明治元年(1868年)、戊辰戦争が舞台です。
薩長同盟からなる明治新政府軍が、旧幕府勢力である新撰組、奥羽越列同盟らを北へ北へと駆逐していきます
戦況悪化により、会津藩では予備兵力であった白虎隊までもを投入しましたが・・・


因みに会津地方では未だに薩摩、長州への
遺恨は深く
1986年に長州藩の城下町である萩市が会津若松市に対して、
「もう120年も経ったので」と会津戦争の和解と友好都市締結を申し入れたが、
会津若松市側は
「まだ120年しか経っていない」とこれを断固拒絶した。

((;´д`))


   

連休なので早朝から出立です 。東北道を進みます。
最早義務と化しつつあるレモン牛乳・・・・ん? 
パチモンが現れた模様です(笑)

     

東北道から磐越道に分岐して会津若松に向かいます。距離は片道350キロです。

途中、フェラーリ、ランボルギーニといった超高級スポーツカー集団に見とれてたら
分岐をスルー・・・ありえん・・・
700円かけてUターンしてきました・・・ ETC割引があったので軽傷で済みました σ(^◇^;)

  

取り敢えず、本場喜多方ラーメンを頂きます。美味しいです♪  (^¬^)


   

会津若松に入りました。町並みも雰囲気が出ています。

  

いよいよ鶴ヶ城に! 嫌がおうにもテンションが上がってきました!!


ん?

化粧直し?  白壁でも塗り直してるのかな?

   

     

    

廊下橋を渡って入城!
ココを新撰組や白虎隊がおっとり刀で走ったと思うと感慨深いですねぇ。






   

そして現れる、謎のへーベルハウス

はぁ?  はぁ!?    ・・・・はぁい・・・・?



↓コレどこ行ったんだ・・

    


待て待て待て、落ち着こう・・・  おK 落ち着いた。
東京から350キロを、3.5時間掛けてやって来たんだ。そんな筈がない。
そんなネタ要らない・・


       

なんだ、あぁ良かった。 見まごう事なき立派な鶴ヶ城じゃないですか!

・゜゜・(/□\*)・゜゜・


   

・・・・とっとと、場内に入ります。
不思議なことにさっきまで感じられていた、土方や斉藤ら新撰組の息吹が
もう全く感じられません・・(涙)
でもこの礎だけは、本物です。

    

場内は、ただの記念会館です。天守閣も、天守閣からの眺めも・・・


    

CGで再現された鶴ヶ城と、30年前の空撮
現在は5層天守閣ですが、
伊達政宗の次に城主となった蒲生ちゃんが頑張って7層天守閣に大改造!

でも
10年後の会津地震で遭えなく倒壊・・・(p>□<q*))


    

だってだての伊達さんと蒲生さん

こちらは戊辰戦争で朽ち果てた鶴ヶ城の様子。滝廉太郎の「荒城の月」で歌われています。
現在の鶴ヶ城は、昭和40年に再建されており、鉄筋コンクリート製です。


まぁそれは良いんですが・・


問題なのが、このさん然と輝くシャチホコ・・・・

だって伊達も蒲生ちゃんも白虎隊もなんにも一切関係がなく、
単純に、再建工事を請負った業者の会長からの寄贈とのこと。


しかも止せば良いのに、名古屋城の
金の鯱に対抗し、
鱗は銀、牙は金 、目は
2カラットのダイヤモンドという超ウルトラ拝金成金主義!!



・・・わびさびって知ってますかァ?・・


  

場内には、主に白虎隊員の展示が目立ちます。
白虎隊は17歳くらいで構成されてたそうです。女性もいたそうで・・・

  

共闘した新撰組のジオラマも展示されていました。


   

へーベルハウスを出ました。広い場内では、茶室などが見学できます。
残念ながら
酷暑だったので、抹茶は遠慮しました・・・

    

場内を散策したら、次にいよいよ白虎隊が自刃に倒れた、飯盛山に向かいます。

   

麓には当然、白虎隊記念館などが色々あります。

    

こ、酷暑だったんで、お金(一人250円)を支払ってエスカーを使います。

呼び込みの兄ちゃんの「暑いですよ〜、この先もずーっと階段が続きますよ〜」という、いやらしい脅迫に負けた・・

登った広場には、ココにも鷹の記念碑が。
どうやら、ローマから送られたらしいです。(古代石柱を使用)

  

この場所から、鶴ヶ城付近から立ち上がる煙を見た白虎隊員は、落城と早とちりして散っていったのです。
「認めたくないものだな・・若さゆえの過ちは・・・」ですね

今なら、へーベルハウスから煙が出るだけなので、普通に119番するだけですね(笑)

     

すぐ脇には、重要文化財のさざえ堂があります。

     

一方通行で塔をらせん状に登って降りる、ピタゴラスイッチみたいな建物です。
考え出した人が、嬉しくなって寝れなくなった挙句に、つい建てちゃったんでしょう。
そしてまんまと大喜びで はしゃぐタワケが約1名・・(≧∇≦)

   

途中から雷雨になったので、飯盛山を下りて、猪苗代湖畔をドライブします。
途中の
野口英雄記念館には全く興味が無いので当然スルーです(笑)


     

近くには湖なんかが点在しています。
なかでも五色沼は、非常に不思議な色合いを放ってます。また今度訪れましょう♪

  


     

毘沙門沼湖畔を散策です。雨上がりで気持ち良い〜  d(*^0^*)d



と、その時!
湖に掛かる、完璧な虹が!

    

車から飛び降りて、焦りながら撮影開始!

写真では分かり辛いんですが、
完全な二重虹です。

ん?なんで、分かり辛いかって・・・?


あんまりにも焦りすぎて、デジカメのデータサイズを誤って最小に設定してたんです・・
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真剣に、ピュリツァー賞が狙える完璧な虹でした・・・
帰ってパソコンで確認したとき、涙と尿で小さな虹が出来ました
 (ノヘ;)






なんやかんやで、すっかり夜になりました。
このあたりにも星が付く地名が多く、キレーな星空が広がってます。


何気に今回の会津訪問の
主目的である、を見に行きます。
(もう7月中旬なので、北の方でしか蛍が見れないんですねぇ)


なかなか生息する場所が限られています。
夜中に砂利道で真っ暗な森の奥に分け入りましたが、全然見当たりません・・
(良い子は真似しないでね。野犬に食べられますよ)


結局「
ペンション蛍」の脇の水路に沢山いました  d(*´∀`*)b

    

源氏蛍、平家蛍、窓蛍など、色々いるそうです。


一応動画にしました(笑)



高速分岐間違いに始まり、会津若松城お色直し、虹撮影など色々ありましたが、
蛍だけは裏切りませんでした!!


いや、
15箇所噛まれた人がいましたが・・・ ('〜`;)
うp主は1箇所も刺されませんでしたよ・・?


多分、長州出身だったからでしょう(笑)






因みに、日本一美しい姫路・白鷺城も現在は改修中らしいですね。

なんだろ? 流行ってるんかな?




おわり

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