愛知観光 2日目 後半   

では、いよいよ今回の愛知観光 最後の目的地へ行きましょう

犬山城を出て30分の距離にある、博物館 明治村です

 

山の中の静かな場所にあるのですが、駐車場は満杯で人気が高いです
チケット売り場もすごい行列ができてましたが、犬山城見学の際に、セットチケット(犬山浪漫券)を買ってたのでスルーできました♪

  

中に入ると、目の前にSLが現れました

停車したかと思うと、おもむろに転回を始めました
人手で・・・(笑)

あぁこの光景、ここは明治時代なんですね
(* 'v`)

こちらが明治村の地図です
1丁目〜5丁目まであり、SLや市内電車、バスと、いろいろな交通手段があります

とにかく広い敷地内に、重要文化財12件を含む67棟の建造物がひしめき合っています

それでは、駆け足で廻ることにしましょう

   

現在地は5丁目のとうきょう駅です
折角なのでSLに乗って、2丁目のなごや駅に向かいます

  

  2分動画 明治村の車窓から」 ホントにただの車窓景色です・・

蒸気機関の振動、建てつけの悪いガラスの音、汽笛、貴重な体験です

なごや駅に到着しました
素晴らしい景色が広がってます

  

2丁目には、明治時代のお店や、娯楽施設などが集まってます
明治時代って、今の時代から見てもセンスが凄いです

  

明治維新を終えたばかりの近衛兵舎もあります
教科書でしか知らない激動の時代・・・感慨深いです

 

ご飯は結構良いもの食べてますねぇ・・・
いかん、こっちも腹減ってきた(笑)

 

ということで、お昼ご飯にします
なごや名物 きしめんを頂きます♪

 

目の前の広場では大道芸に人が集まってます
保安官も職務放棄で見入ってます(笑)

 

それでは、散策を続けましょう

  

こちらは電話局ですね
さまざまな電話が展示されています

  

旅館もそのままの状態で保存されています
ランプのフィラメントひとつ取っても、明治の息吹が感じられます

  

教育勅語に西洋医学  一気に近代化が進んでいます

   

2丁目最深部には明治村 村長の建物がありました
急速に忘れ去られようとしていた”明治時代”を遺す為に1967年にこの村を作ったそうです
2代目村長は 森繁 久彌さんでした

  

この汽車整備場に保管されているのは、皇室御料車です

 

菊 桐 鶴   まさに皇室・・

こんな客室、絶対にくつろげません




ようやく一丁目の正門にやって来ました
今日は、明治147年だそうです

  

正門脇に、明治村名物の小倉ドックが売っています
大人気ですね♪ 昔ながらのコッペパンに甘い小倉が絶妙です♪

 

さらにお腹が空いた人は、明治時代まんまの牛鍋など如何でしょうか・・・?
当時同様、庶民には厳しい値段ですが・・・(笑)

 

しかし建物がどれもハイカラで個性的です
建築の勉強をする人がよく訪れるというのも頷けますね

  

面白いものがありました
自分が生まれた日の、1面記事がプリントアウトできるそうです

折角なのでやってみました

日中国交正常化直前で、アメリカと中国の間で揺れる日本のことが書かれていました
う〜ん、現在の日本と大して変わりませんねぇ(笑)

 

小学校では、当時の偉人さん達と集合写真
あんまり性格良さそうな人は居なさそうですが・・・

  

協会の脇に日本庭園・・・
和洋折衷の文化がいかにも日本らしいです

  

こちらは西郷隆盛弟(?)の屋敷だそうで、鹿鳴館がなかった頃に迎賓館として使用されてたそうです

こんな堅苦しくなく、日本っぽく ちゃぶ台で迎えてはダメなんでしょうか?
最近は海外の人にも銭湯が人気らしいですよ?

  

吾輩は・・・ の縁側で一休み

重要文化財ではガイドの説明が聞けますが、今回は時間が全然足らないのでガイドはスルーです


  

3丁目 湖の畔には、品川灯台がありました
当時の灯台の光が再現されています 十分な明るさがあります

脇に置いてある日時計で時間を確認すると、もう2時を回ってます  急ぎましょう

  

火力発電所のレンガで作られた迷路や、当時のトイレの展示・・・ハイカラすぎる(笑)
もう21世紀なので、そろそろ世の中から和式トイレは無くなってほしい・・

最近話題の軍艦島も明治時代に出来たんですね
ここも一度訪れてみたいですね  ホラーゲームの場所になるくらい怖そうな場所ですが・・・

  

”さあ行かう!一家をあげて南米(ブラジル)へ!”

4丁目には海外の日本人移民の建物も色々建っています
そういえば確か子供の頃、ブラジルの遠い親戚から硬いチョコレートが送られてきてました  味は大雑把でしたが・・

   

そして、次に訪れたのが明治時代の工業製品展示場!

イギリスで始まった産業革命の波に日本も飲み込まれて行く様子が良くわかります

  

蒸気機関に発電機や工作機、印刷機、縫製機・・・

テンションだだ上がりですが、たぶん皆さんの共感率は5%位だと思うので次に行きましょう・・・

   

この鉄橋も当時のものの一部です
今の原子力発電も、このSLの石炭がウランに代わっただけですから、如何に産業革命が凄いかと・・・(共感率2%)

  

そしてここが、明治村の郵便局です
ちゃんと明治村の郵便局の機能を果たしています。
郵便ポストなどは当時のままですね

ただ一つだけ、この郵便局でしか行っていないサービスがあります

 

それは、10年後の自分に手紙を出せる、はーとふるレターです

自分は、10年後の自分に手紙なんぞ出したくないのですが、まぁ薦められて一言だけ書きましたよ

家のローンもまだまだタンマリ残ってるし、猫たちの痴呆が始まってるかも・・・心配だらけです・・うぅ・・
(_ _,)/~~ ガンバレ

  

こちらは大人気の駄菓子屋、銭湯(足湯あり)に呉服座なんかも連なってます
そういえば歌舞伎って見たことないので、今度見に行ってみようかな? なんか解説付イヤホンの貸し出しもあって初心者にもやさしそうですし

 

本格的な協会もありました
聖ザビエル堂ですが、ついている名称は天主堂と至って和風です(笑)

結婚式も挙げれるので、明治マニアの方は是非♪

  

夕日を浴びたステンドグラスが綺麗な彩を作ってます

     

監獄もありました
こちらは網走で見たものと大体同じですね ちょっと喜んでる囚人の顔なんかも網走とそっくり  同じ業者?(笑)

お隣は、なんか変態チックな服を着た裁判官のいる裁判所

  

5丁目には、三菱銀行の一部や、帝国ホテルなど、名だたる建築物が並んでいます

閉館の17:00までに、なんとか一通り回ることができました・・・ あぁ疲れた・・・

  

食道楽の当時のコロッケを食べたら、帰りましょう

今回紹介しきれていない建物もたくさんあるので、皆さんも是非訪れては如何でしょうか?
ただし、修学旅行生のいない時が良いかと・・(笑)




帰りは中央道を使ったので、ほとんど渋滞はありませんでした。

折角なので、今回の小旅行の〆にあるB級グルメ品を食べます

 

伊那名物のローメンという、羊の肉を使ったくっそ不味い麺料理です

8年前に伊那に出張で来た際、ローメン発祥の店で食べて以来
「絶対に二度と食わない」と4人全員で誓ったメニューです

ですが、最近なにやらB級グルメコンテストに出たとかで、相方が是非食べたいというので、しょうがなくサービスエリアに寄りました


まぁ折角なので私も注文したところ、普通の
不味い焼きそばに変わってました・・・

あの時感じた殺意は霧散しており、ちょっと拍子抜けでしたが、まぁたぶんあの発祥の店だけが常軌を逸していたのでしょう・・


ちょっと気になって調べたら、面白い感想が  ローメンに興味がある特異な方は 




なにはともあれ、ぶらりと訪れた今回の愛知でしたが、
非常に面白かったです。

100名城もまだまだ近畿地方に多いですし、またぶらりと行きましょう♪



お土産はご当地カップ麺ばっかり(笑)

  

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